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Q仕事の話題が広がらず物静かな性格のかた(男女問わず)の対応がつかめないので不安です。

A:「会話が広がらない」「物静か」な認知症の方へのアプローチで、エビデンスを伴った実践として報告されている手法を以下に載せていきます。


① 回想法(Reminiscence Therapy)

  • 写真、映像、音楽、昔使っていた物など “過去を思い起こすきっかけ(トリガー)” を使うことで、ただ「話す」よりも 安心感・自己肯定感・自発性 が高まりやすい。


  • 複数人でのグループ回想や、作業(アルバム作り・昔の道具に触れる・手作業など)を伴うと、社会性や気分、孤独感・無気力の軽減にもつながる報告がある。


  • 一人ひとりの「過去」と「好み」に合わせた刺激(写真・音楽・物品など)を準備することで、「話せない/話さない」人でも参加しやすいよう工夫できる。


→「昔の仕事」の話を振るなら、単に「話す」より、「写真・道具・音楽など“その人の過去を思い出す物”」を用意して、それをきっかけに回想を促す — という “回想法ベースの支援” に転換すると、自然に会話や反応が引き出せる可能性があります。


② 作業・役割・生活行為を使った活動 (作業療法的アプローチ)

  • 単なる談話よりも、 「手を動かす」「体を使う」「何かを“一緒にする”」 ことで、認知症の方の生活機能・社会参加・QOL を維持または改善する、という報告があります。

  • 例えば、昔の職業や家事に近い作業(タオルたたみ、新聞整理、簡単な軽作業など)、また過去を思い起こす作業(昔の写真を整理、アルバム作成、昔の道具に触るなど)を、「会話 + 体験 + 手仕事」のセットで行うことで、ただ話すだけでは得られない“参加感・達成感・安心感”が得られやすい。

  • 特に、言葉が苦手・話が広がらない方には、「作業中心 → その中で自然に言葉が出る」 パターンの方が負荷が少なく、継続しやすい。


『役割』を作ることは非常に有効だとされていますので役割を作りながらリハビリを実施できるといいかなと思います。

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Q老健でのリハビリ方法が難しいです

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